2015年7月2日インタビュー
3か月間、私はこういう年(59歳)なので、まともに出来ないかと思いました。でも週1回だったので朝早く起きて、2時間かけても通うことができました
初めは、深層筋療法とはどういうものか分かりませんでしたが、今回のコースに参加して、こういうことをするのが深層筋の療法なんだということが分かりました。
私は、セルフケアーも知らなかったのです。今回、セルフケア―の手技をやるのだということをはじめて知り、完全にできるまではいってませんが、上っ面だけはやれるようになりました。これから鍼灸院を本格的に始めるので、深層筋療法とセルフケア―の手技は使って行こうと、先月から決意しました。
セルフケア―の腕・膝・太腿・ふくらはぎをマッサージするところからはじめて、鍼をしてゆくというパターンで肩・腰・膝痛の治療はやっていこうと思います。
これは自分にとっての習得になりました。今回、参加して、いくつかは自分の身になり、自信がつきました。ほんとにいい勉強になりました。ありがとうございました。
]]>島崎:杉本錬堂さんの創った天城流の手技の研修会が治し家であって、その時にこのコースのことを知り参加させてもらいました。
角谷:今回、コースが終わっての感想はいかがですか?
島崎:ぼく自身が鍼灸の事を詳しく知らなかったので、ちゃんとした鍼灸院でこのような治療をやっているということを知れただけでも良かったです。それに、ここでやっていくうちに他の鍼法の技術も自然に上がっていきました。
角谷:どういうことですかそれは?
島崎:鍼を打つ方向とか態勢とかがちゃんとできるようになってきました。それにツボの捉え方も上手くなったと思います。
]]>角谷:大木さん このコースに申し込んだ経過は?
大木:治し家で働いているスタッフの姜さんが鍼灸学校で同級生でした。姜さんは学生時代、経絡治療を習っていました。経絡治療は刺さない鍼なのに、どうして深層筋鍼という全く逆の深く刺すような鍼法を行っているのか興味がありました。
どうしてなの?と卒業してそのことを聞いたら、「深く刺すわりに優しい治療」だという答えでした。「はがし」という手技もやると聞いていました。
手足には手技も使う。トータルで治療しているなと感じました。経絡治療は、脈を診て、脈がそろえばそれでいいというような治療法です。私は、脈が整っても、他に問題が残っていると思っていたので、手技も取り入れていました。
深層筋療法は、全体のことを考えて治療しているんだろうなと考えました。面白そうなので受講しました。
]]>先輩や師匠の元で修業(実際の鍼灸経験)を積まなければ一人前の鍼灸にはなれません。鍼灸学校では理論や知識を深めることはできても実際に鍼灸を行う機会には恵まれにくいはず。
腰痛に効果のあるツボといえば、腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)・命門(めいもん)など。では、腰痛を訴える患者様が来院されて、ツボに鍼をすれば必ず治ると思っていませんか?
実際に鍼灸治療を始めると、人間の身体はそんなに単純ではないことを知るはず。患者様の多くは、腰痛だけを抱えているわけではありませんし、痛みや違和感のある個所だけが悪いのでもない。
本当に肩こり・腰痛に悩むお客様へ鍼灸治療を行い、効果があるなしを経験しなければ、鍼灸師としての腕を磨くことはできません。
深層筋講座を受講いただいた田澤さんは、学生の時は、学生同士で鍼灸を試すので、実際につらい症状がある訳でない。実地の治療に不安があったと言います。
私が、深層筋療法を鍼灸師の方に伝えるのも、本当に患者様を鍼灸で治療できる方が増えてほしいから。鍼灸学校を卒業した方・鍼灸師として腕を磨きたいとお考えの方、ぜひ、2015年4月開講の本講座にお越しください。
深層筋療法講座の詳細をご覧の上、不明な点はいつでもお問合せください。
]]>一回り成長できました。
前回、深層筋療法コースをうけて、こちらで働かせてもらい、臨床をしてゆく中で疑問に思うこともでてきました。その疑問を復唱できて、それをまた臨床に活かせています。
星子さんの技も、前回一回では覚えられなかったのを、患者さんに教えるときも、こうして教えた方が伝わるのかと勉強になりました。一回り、いろんな面で成長できました。
感覚でしか分からないことを例えで説明
分からないことを今回の生徒さんに質問されて、自分の分かる範囲で答えることも勉強になりました。
角谷:どんな質問をされました。
中島:背中のコリの掴み方をどうするとかですね。いつも院長に教わっていることを院長の言葉で覚えているのを自分の言葉で説明する勉強になったのです。感覚でしか分からないことをたとえで説明するのです。
角谷:たとえばどんな例えです
中島:背中のI側に相間鍼を入れる場所をハーモニカの溝にたとえて説明できました。
中島:生徒さんの格好を見て、自分の姿勢が丸まっていることに気づいたりもできました。丹田から体重をのせるとき、痛くないようにのせることも学べました。
中島:自分の課題としては、まだ上手く説明が理解して分かりやすく説明するのが長くなってしまう。コンパクトにまとめられない。おなかのマッサージやふくらはぎマッサージは、ふだん患者に説明しているのでコンパクトに伝えられるようになったのですけど、それ以外のことがまだまだです。
中島:今回のテスト形式はレポートでまとめて提出することで、最初のころの復習ができて良かったです。一回目よりずっと進化しましたね
角谷:中島さん、来年開業が目的だから、初診できた人をちゃんと診れて、次に来ていただけるのをまず目指しましょう
]]>角谷:今朝丸さんは、大分から申し込んでくれました。 このコースを受けるために東京で就職してくれたのですね。 出会いは何だったのですか?
今朝丸:ホームページを見て、内容をあますところなく読ませていただきました。
学生のとき、自分が一番困っていたのが首こりでした。 首こりで自分自身が苦しめられていて、経絡治療の先生にずっと治療を受けていたのです。 その大分の先生は経絡治療の腕が良く、脈の調整は非常に上手でした。 おかげで、学生生活を無事に過ごせましたし、気の治療も実感することができました。 但し、その治療レベルでは、自分がついていけないなと感じました。 それに、その先生は痛みに特化した治療や運動器の治療ではなく、「気の調整」自然治癒力の強化に特化していました。
]]>午前中に座学をやっていただいて、午後は実技。6人というのはすごくぜいたくな人数だなと思いました。すごくみっちりやっていただきました。
でも、ひざ・腰は一日では終わらない。その辺は臨床経験を積んでくださいと言われますが、臨床経験はなかなか積めないのです。
自分の周りでひざ痛を持っている人を探すのは難しい。実際につらい症状の人を見ないと意味がないので、その点は課題ですかね。
パソコン病だったらオフィスへ、ひざ痛だったら高齢者のいる所へ行く機会があればいいかなと思います。
]]>角谷:どうして深層筋療法コースを受講する気になったのですか
姜さん:私は、鍼灸の国家試験を通った後、鍼灸院で働きたいと思い、就職活動を始めたのですけどなかなか意にかなうところがありませんでした。ネットを検索している時、治し家鍼灸院のホームページで角谷院長の書いておられる「鍼灸師の人へ」という文章を読みました。
この先生のところで勉強したいなと思ったのです。 深層筋がどうのこうのというより、こういう考え方を持っている先生のもとで鍼を勉強したいと思って、このコースを受講したのです。
]]>山下久明さんの本「背スジは伸ばすな」光文社新書という本です。私と同じようなことを考えておられて、非常に参考になりました。
山下先生は、「いい姿勢とは頭の重心を背骨の中に通すこと」であると言っておられます。
なるほど!その通りだと思いました。
重い水瓶も頭の上に乗せて運べるのは、頭の中心が背骨に通っているからです。
頭の重心を背骨に通すには、首をうしろに引いて首スジをまっすぐにする必要があります。
]]>