櫻井氏の感想鍼と手技を使って行こうと決意
櫻井光男 54歳 横浜市在住 鍼灸師 鍼灸院自営
2015年7月2日インタビュー
3か月間、私はこういう年(59歳)なので、まともに出来ないかと思いました。でも週1回だったので朝早く起きて、2時間かけても通うことができました
初めは、深層筋療法とはどういうものか分かりませんでしたが、今回のコースに参加して、こういうことをするのが深層筋の療法なんだということが分かりました。
私は、セルフケアーも知らなかったのです。今回、セルフケア―の手技をやるのだということをはじめて知り、完全にできるまではいってませんが、上っ面だけはやれるようになりました。これから鍼灸院を本格的に始めるので、深層筋療法とセルフケア―の手技は使って行こうと、先月から決意しました。
セルフケア―の腕・膝・太腿・ふくらはぎをマッサージするところからはじめて、鍼をしてゆくというパターンで肩・腰・膝痛の治療はやっていこうと思います。
これは自分にとっての習得になりました。今回、参加して、いくつかは自分の身になり、自信がつきました。ほんとにいい勉強になりました。ありがとうございました。
他の鍼法の技術まで向上しました!(深層筋鍼はやさしいひびき)
角谷:今回参加したきっかけは?
島崎:杉本錬堂さんの創った天城流の手技の研修会が治し家であって、その時にこのコースのことを知り参加させてもらいました。
角谷:今回、コースが終わっての感想はいかがですか?
鍼法の技術向上
島崎:ぼく自身が鍼灸の事を詳しく知らなかったので、ちゃんとした鍼灸院でこのような治療をやっているということを知れただけでも良かったです。それに、ここでやっていくうちに他の鍼法の技術も自然に上がっていきました。
角谷:どういうことですかそれは?
島崎:鍼を打つ方向とか態勢とかがちゃんとできるようになってきました。それにツボの捉え方も上手くなったと思います。
治療に加えてセルフケア―。土台作りの指導も充実していました。
深く刺入するのに優しい治療
角谷:大木さん このコースに申し込んだ経過は?
大木:治し家で働いているスタッフの姜さんが鍼灸学校で同級生でした。姜さんは学生時代、経絡治療を習っていました。経絡治療は刺さない鍼なのに、どうして深層筋鍼という全く逆の深く刺すような鍼法を行っているのか興味がありました。
どうしてなの?と卒業してそのことを聞いたら、「深く刺すわりに優しい治療」だという答えでした。「はがし」という手技もやると聞いていました。
手足には手技も使う。トータルで治療しているなと感じました。経絡治療は、脈を診て、脈がそろえばそれでいいというような治療法です。私は、脈が整っても、他に問題が残っていると思っていたので、手技も取り入れていました。
深層筋療法は、全体のことを考えて治療しているんだろうなと考えました。面白そうなので受講しました。
盛岡から受講に来ていただきました。ツボを打てば治るはまだまだ。
角谷:田澤さんは岩手県の盛岡から毎回来てくれました。なぜこのコースを受けようと決めたのですか?
田澤:治し家に魅かれたのです。鍼灸学校の卒業式のとき、みんなに配られた医道の日本で広告を見たのです。卒業して国家試験も受かったし、これから自分でやろうかなと思ってた時、いざ自分でやるとなるとじゃあ何をやればいいのと? 学生の時はやってやると意気込んでいたのですけど、実際の段階で何をやろうって?自分はできるのか?と悩む
五大疾患の運動器系も、学生のとき、腰痛とか肩こりとか膝痛とか一応習いました。 こんなのツボを打っておけば治るんだなと思っていました。学生の時に首こりで悩み経絡治療を受けていた。地元の大分で開業したい
首こりに悩んでいた
角谷:今朝丸さんは、大分から申し込んでくれました。 このコースを受けるために東京で就職してくれたのですね。 出会いは何だったのですか?
今朝丸:ホームページを見て、内容をあますところなく読ませていただきました。
学生のとき、自分が一番困っていたのが首こりでした。 首こりで自分自身が苦しめられていて、経絡治療の先生にずっと治療を受けていたのです。 その大分の先生は経絡治療の腕が良く、脈の調整は非常に上手でした。 おかげで、学生生活を無事に過ごせましたし、気の治療も実感することができました。 但し、その治療レベルでは、自分がついていけないなと感じました。 それに、その先生は痛みに特化した治療や運動器の治療ではなく、「気の調整」自然治癒力の強化に特化していました。